メンテナンス

故障すると修理費用が高いO2センサーの役割を理解しよう!

ドライブをしていたら、オレンジのエンジンチェックランプが点灯したんだけれど、原因を教えて!

診断機で見てみたら、O2センサーの故障でランプが点灯しているね。これは意外と修理費用が高いよ。

車に乗ってドライブをしていると、いきなりエンジンチェックランプが点灯して焦ったという方も多いのではないでしょうか。

このようなランプが点灯した際には、車に不具合が起きているということですので、早急に整備工場へ点検をしてもらうことが大切です。

今回の記事では、オレンジのエンジンチェックランプが点灯する原因の一つとして挙げられるO2センサーの役割について解説していきます!

O2センサーの役割を理解しよう

O2センサーの役割とは

まず、O2センサーが担っている役割は、排気ガス中の酸素濃度を計測するというセンサーであり、これが壊れたからと言って直ぐにエンジン故障の原因となるものではありません。

しかし、排気ガスの中の酸素濃度を計測するO2センサーが故障すると、ECUと呼ばれるコンピューターに適切な情報が送られなくなり、体感的には分かりにくいのですが、エンジンパフォーマンスは低下します。

ECUとは?

ECUとは、車の様々な制御を行うコンピューターのことで、燃料の噴射量や点火時期などを、各センサーの情報を元に計算している重要な部品です。

O2センサーは排気ガスの酸素量を計測して、ECUに情報を送ります。ECUは送られてきた情報を元に、燃料の噴射量を調整して酸素濃度が理想空燃比に合うように燃料を噴射しているというわけですね!

もし、O2センサーが故障してECUに排ガス中の酸素濃度の情報が送られない場合には、どれだけ燃料を噴射すれば理想空燃比に近づくのか計測ができなくなりますので、エンジン不調の原因となります。

起こりえるトラブル

  1. 燃費の悪化
  2. エンジン回転数不調

このように、O2センサーが故障しても重大なトラブルになるということは稀ですが、燃料を噴射量の計測ができませんから、多くの燃料を噴射して燃費の悪化やエンジン回転数不調の原因となってしまいます。

O2センサーの画像

上記の画像のように、O2センサーはエキゾーストマニホールド付近に取り付けられています。ここで酸素濃度を計測してECUに情報を送り届けるというのがO2センサーの役割というわけですね!

触媒を有効的に作動させる目的もある

破棄ガス中には有害なガスが含まれており、代表的なものがCO、HC、NOXという有害成分です。これらの有害ガスを比較的無害なCO2、H2O、N2に化学変化させる装置が触媒と呼ばれる装置になります。

しかし、この触媒を有効的に作動させるためには理想空燃比が適正でないと効果を発揮しません。そのためにO2センサーで酸素濃度を計測して正しい噴射量で燃焼させることにより、触媒の効果を高めます。

触媒が正しく作動せず、有害ガスを大気中に放出するとなると、次の章で解説しますが、車検時の排ガス検査に受からなくなる可能性があります。

O2センサーが故障すると車検に受からない?

O2センサー故障時には車検が受からない?

O2センサーが故障しても、体感的には車の不調が分かりにくいという理由のため、O2センサーが故障していても放置をする方も多いですが、車検を受けるとなると修理が必要になります。

O2センサーが故障をしているということは、エンジンチェックランプが点灯していますので、整備不良ということで保安基準に満たさないと解釈され、車検を受ける際に不適合となってしまいます。

また、理想空燃比の計算が出来ずに燃料を噴射していますので、排気ガス中の有害ガスである「CO」「HC」「NOX」の基準値を増えて排ガス検査も不適合となります。

そして、O2センサーが故障しているとエンジンチェックランプが常時点灯となるので、他のエンジントラブルが発生しても、ユーザーは「O2センサーの故障」と解釈し続けてしまうというリスクも…。

車検を受ける際には、遅かれ早かれ必ず交換をしなければいけませんので、体感的には問題なくてもエンジンチェックランプが点灯した際には必ず、故障箇所を修理するということが大切です。

O2センサーの修理費用の相場は高額?

O2センサーの修理費用は意外と高額で、作業工賃自体は安いのですが、O2センサー単体の部品が2万円前後となり、工賃代と部品代を合わせると2~3万円前後の修理費用が必要となります。

何度も説明している通り、O2センサー故障による体感的に感じられるエンジンの不調というのは少ないために、これだけ高額だと修理をしないという選択をするユーザーが多いのも事実です。

しかし、O2センサーは酸素濃度を計算して、ECUに正しい噴射量を知らせるための重要な部品ですので、整備工場でチェックをしてもらってO2センサーの不具合と診断されたら修理は必ず行いましょう!

まとめ

エンジンチェックランプが点灯しているということは、車に何かしらの不具合が発生しているということですので、体感的に問題はなくても、しっかりと修理をするということが大切になります。

作業自体は難しくないので、自分で部品を調達して交換するという方もいますが、取り外しには特殊工具が必要になりますし、熱により固着していることが殆どですので、プロの整備士に任せることをオススメします!

エンジンチェックランプが点灯しているということは、何かしらの不具合が発生していますので、整備工場で早期にチェックしてもらうことが重要ですよ!

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