メンテナンス

他のライダーと差をつける!スリップオンマフラーの美しい魅力に迫る

最近バイクを購入して、さっそく社外マフラーに交換したんだけれどマフラーサウンドが心臓に突き刺さらないんだ…。

ふむふむ。ところで初心者くんが理想としているマフラーサウンドはどんな感じなんだい?

「ヒューン」じゃだめなんだ。もっと「ドッドッ!」ってイメージで、トンネルの奥からターミネーターが出てくるようなワイルドさが欲しいんだ!

その気に入ってない社外マフラーの値段はどうだったんだい?

えっ!?20万円の24回ローンだよ。

高っかいし、24回ローンって…。スリップオンマフラーにしておけば手軽だったのにね。

スリップオンマフラー???詳しく教えてよ!

フルエキにも劣らないスリップオンマフラーの魅力

カスタムの第一歩として、ノーマルマフラーから好みの社外マフラーへ交換するワクワク感は無邪気だった子供の頃を思い出させます。

念願だったバイクの免許を取得して、バイクをすると「風を切って乗る」ということはもちろんのこと、自分好みにカスタムを楽しむということも大きな醍醐味の一のはずです!

しかし、マフラー選びというのは非常に奥深いもので、理想としているサウンドに巡り合うということはラッキーな事なのかもしれません。

この記事では、手軽にマフラー交換ができるスリップオンマフラーの魅力について解説していきましょう!

スリップオンマフラーとは?

マフラー交換すると聞くと、多くの人が長い一本のマフラーを取り換えるというイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。

マフラー交換には2種類あり、エキゾーストパイプから消音器(マフラー)までの全てを交換するフルエキゾーストタイプ。

エキゾーストパイプはそのまま流用して、消音器だけを交換するスリップオンマフラーがあります。

マフラー交換には2種類ある

  1. フルエキゾーストマフラー
  2. スリップオンマフラー

その中でも、スリップオンはエキゾーストパイプとの結合部を取り外して、社外マフラーに交換すれば良いので手軽にカスタムができます!

下の画像は実際にノーマルマフラーの裏の結合部を映した写真となります。

このように、スリップオンマフラーはエキゾーストパイプから取り外して、社外マフラーに付け替えます。

後者のスリップオンマフラーはフルエキに比べて、安く手軽に交換できるという特徴が一般的に浸透していますが、スリップオンマフラーの魅力は値段だけではありません。

見た目がノーマルに比べて格段にかっこよくなる

マフラー交換の一番のメリットとして挙げられるのが、バイクのイメージをガラッと変えることができるカスタムがマフラー交換であるという点でしょう!

最近では、ノーマルマフラーでもデザインの凝った純正マフラーが増えてきましたが、やはり社外マフラーの美しさには勝てません。

スリップオンマフラーでも、チタンやカーボンを採用したマフラーもあり、純正マフラーと交換するだけで一気にかっこよくなります!

フルエキに比べて安くカスタムができる

先ほど「スリップオンマフラーの魅力は価格だけではない!」と言ったものの、やはり一番のメリットは価格ですよね。

例としてホンダのロングセラー車であるCB400SFのマフラーを比較すると一目瞭然です。

CB400SFの比較

フルエキの価格 201.000円

スリップオンマフラーの価格 60.500円

上記は一例ですが、フルエキで交換した場合と、スリップオンで交換した場合の価格差は比較になりません。

この価格差を考えると、やはりスリップオンマフラーの魅力は手軽な安さと言うほかにないでしょう!

スリップオンマフラーは手軽に交換できる!

フルエキの場合には、エキゾーストパイプから消音器までを交換する必要があるために、カスタムの敷居が高いというデメリットが…。

しかし、スリップオンマフラーの場合にはエキゾーストパイプは流用し、消音器だけを交換すれば良いので、手軽に交換ができるという敷居の低さも人気の理由となっています。

これはノーマルマフラーに変えたくなった時でも、手軽に元に戻すことができるために、社外マフラーに交換することに抵抗があるユーザーにも好まれています。

音質もフルエキには負けていない

一般的には、スリップオンマフラーはフルエキに比べて音が良くないと言われてしまうことがありますが、そのようなことはありません。

現在では昔と比べて音量規制が厳しくなり、爆音を売りにしていたフルエキは過去の話で、今は控えめな音の社外マフラーが大多数を占めています。

そのため実際に聞いてみると分かりやすいのですが、フルエキとスリップオンを比較しても、音量・音質的に大差は無いというのが現状で、決してスリップオンは音が悪いとは言えないのです。

排気漏れによるパワーダウンのリスクを減らせる

フルエキはエキゾーストパイプから交換してしまうので、適切に交換をしないと排気漏れを起こしてしまうことがあり、これが四気筒ともなると注意をして作業に取り掛かる必要性があります。

排気漏れとは、エキゾーストパイプの隙間から排気が漏れてしまうことによって、排圧が低下し、低速トルクが無くなってしまうことを指します。

特にエキゾーストパッキン周辺で排気漏れを起こすと露骨にトルクが抜けてしまいますので、結果的に高いお金を払ってパワーダウンという事態にもなりかねません。

スリップオンマフラーであれば、消音器だけを交換する訳ですから、多少の排気漏れがあってもエキゾーストパイプ内の排圧で露骨なトルクダウンは避けれるというメリットがあるのです。

重量が軽くなって操作にクイック感が生まれる

ノーマルマフラーというのは、消音性能が非常に優れています。それと比例して重量も同時に重くなるので、機敏な操作の邪魔になります。

一方で、スリップオンマフラーはノーマルマフラーと比べて重量を軽くすることができるために、操作にクイック感が生まれて、機敏が動きが可能になります。

「最高速は上がるの?」という意見もあるかもしれませんが、これに関してはマフラーの重量程度で速度は変わらないというのが僕の意見で、気持ち程度しか上がらないというのが答えです。

以上がスリップオンマフラーの大きな魅力です。
次の章からはスリップオンマフラーに交換した際の疑問点について解説していきますので、しっかりと理解していきましょう!

スリップオンマフラーに交換するとキャブセッティングが必要?

「スリップオンマフラーに交換するとキャブセッティングが必要になるって聞いたけど…。」

確かに、マフラー交換と同時にキャブセッティングをしなければいけないという話はよく聞きます。

しかし、これはレースで一秒を争う状況下で必要になるもので、一般の公道を走行する分にはキャブセッティングは必要ありません。

多くのスリップオンマフラーを販売しているメーカーも基本的にはキャブセッティングを考慮して設計はしておらず、不要であるケースが殆どですよ!

しかし、以下のカスタムを行った際はキャブセッティングは必要になります。

キャブセッティングが必要!

  1. エアクリーナーを社外品に交換した
  2. キャブセッティングを変更している

上記の場合には、メーカーが設計段階でテストしている車両状態と異なるので、キャブセッティングをしないと、パワーダウン、排気抜けによるエンストのリスクが高まってしまいます。

その理由から、エアクリーナーをパワークリーナーに変更している場合や、自分好みにキャブセッティングを行っていた場合は調整をするようにしましょう!

スリップオンマフラーに交換すると車検で不合格?

「フルエキやスリップオンマフラーに交換すると、車検で不合格になってしまうことがあるのではないか?」という質問は良く耳にします。

確かにマフラーを交換するということは接近排気騒音基準値と、排ガス規制に適合している必要性があり、どちらか一つでも不合格となると車検には受かりません。

「騒音」に関する基準値

  1. 接近排気音基準値が94㏈
  2. 加速走行騒音が82㏈

マフラーを選ぶ際には、この二つの音量基準に合格しているマフラーを選ぶ必要があり、適合していないと検査官に判断された場合には、車検証は発行してもらえません…。

そして、音量規制に加えてもう一つ注意しなければいけないのが排ガス規制です。

排ガス規制に関する基準値

  1. 新車出荷時に触媒が装着されている車両の触媒取り外しはNG
  2. 新車出荷時とは別の触媒に交換することも原則NG

排ガス規制で車検に合格するためには触媒を交換するということはNGです。

スリップオンマフラーの場合には、交換するのは触媒の後に付いている消音器(マフラー)ですのでJMCA等の認証マフラーであれば、触媒は変更していないと記述された証明書が商品と一緒に添付されています。

メーカーが発行している証明書

ここで「フルエキに交換すると触媒も変わるのでは?」と疑問に思うかもしれません。

フルエキの場合にも同様に、JMCA等の認証を受けているマフラーであれば音量規制と排ガス規制の基準に適合しているという証明書が一緒に添付されています。

車検を受ける際には、これらの証明書を車検場に持参して、検査官に保安基準に適合しているマフラーであるという確認を貰う必要性があるということです。

証明書を持参しよう

車検を受ける際にはJMCA等が発行している証明書を持参することで、スムーズに検査を受けることができます。

しかし、これらの証明書は基準に達しているという証明だけですので、検査官の判断によっては音量や排ガスの臭いをチェックされて音量計によるチェック。カメラによる触媒チェックが行われることもあります。

マフラーを交換する際には、JMCA等の認証機関が音量規制と排ガス規制に適合しているマフラーであるという認証を受けたマフラーを選ぶことが大切です。

マフラー音に関してはYouTube等でチェックしよう!

バイクのマフラー音の好みというのは個人差があり、苦労して交換したけど理想的な音がしなかった…。ということもあります。

実際にバイクショップや知人などのバイクでサウンドを聞くことができれば一番良いのですが、マフラーの種類は多く実際にはサウンドを聞かずに購入するというケースが多いのではないでしょうか。

そのような場合にはYouTubeなどで検索してみると、実際に取り付けた人のサウンドがアップされていて参考になりますので、マフラーを選ぶ際に実際の音が聞けないという人はYouTubeで音を確かめてみましょう!

まとめ

マフラー交換はカスタムの第一歩として、バイクのイメージをガラッと変えることができるアイテムです。

しかし、知識を持ってマフラー選びをしないと、近所迷惑や、車検が受けられないと言った問題が発生することもありますので、マフラー選びの際には以下の3点に注意して選ぶということが大切です。

マフラーを選ぶポイント

  1. 自分の好みに合っているマフラーか?
  2. JMCA等の認証を受けているマフラーであるか?
  3. 取り付けの難易度は適切か?

という3項目を守ってマフラーを選ぶということが、周りに迷惑をかけずにバイクライフを楽しむためには重要になることです。

以上、フルエキを交えたスリップオンマフラーの話をしてきましたが、理解できたでしょうか。

最近は特に規制が厳しく、ノーマルマフラーでも音量を抑えて良い音を追究しているマフラーも増えていますので、あえてノーマルマフラーを選ぶということも選択肢の中の一つですよ!

マフラー交換はカスタムの第一歩として、バイクの印象を一気に変えることができるますが、例えJMCAの認証マフラーであっても音量は大きいですから、近所迷惑にならないようにしましょう!

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