自動車整備士って給料がすごく安いって耳にするけどホントなの?

残念ながらその噂は本当なんだ。これから整備士になりたい人には申し訳ないけどね…。

これから整備士を志す学生さんが一番気になることの一つと言えば整備士の給料であると思います。

ネットなどの情報では整備士の給料はフルタイムで働いてもアルバイト程度の給料しか貰えないという話もありますが、あながち嘘ではありません。

これは町工場の社員かディーラー系の社員なのか?ということでも給料は変わってくるとは思うのですが、整備士の給料は総じて安月給です。

私事の話になりますが、私が20歳で町工場に入社をした当時はフルタイムで毎週土曜出勤で福利厚生を引かれて手取りで11万円程度でした。

もちろん自動車検査員などの上級資格を取ると、多少の給料アップの見込みはあるのですが、せいぜい2~3万円のアップで留まります。

先輩の給与明細を見せてもらったこともあるのですが、45歳にして手取りで24万円と、40代の平均額と比較しても安い給料しか頂けてませんでした。もちろん、これは整備工場によって給料は変わってきますよ!

車好きなら整備士はオススメしません

現役整備士として若者の人手が減っている中、このようなことを言うのは心苦しいですが、車が好きなら整備士はオススメしません。

まず、給料が安いので自分の車も弄れませんし、激務でオイルで汚れる中でリコールが入れば深夜0時まで残業もあります。

本当に車が好きなのであれば、給料の良い会社に入社して、好きな車に乗るということが一番だと私は思います。俗にいう「好きなことは仕事にするな」というですね。

余談ですが、入社当時は車が好きで入社した後輩も、最後には「もう車なんて見たくもないし、触りたくもない」と言って退社していきました。

色々とネガティブなことを書きましたが、もし本当に整備士になりたいなら一度入社をしてみて、現場を見て判断するということがオススメです。

それでも整備士になりたいのなら

もし、車が本当に好きで整備士になりたい場合には、町工場やディーラーである程度修行を積んだうえで、自分の工場を持つというパターンも多いです。

しかし、現在の車は高性能化していますし、昔であれば10万キロで交換が必要であったタイミングベルトもタイミングチェーンに置き換わり、ハイブリッド車では消耗品であった補機ベルトもついていません。

そして、近い将来必ずと言って良いほど電気自動車が普及していきます。そうなれば新しい機器の導入や知識の持った整備士の育成等も必要ですし、専業の整備工場はますます、厳しい境地に立たされてしまうかもしれません。

話が逸れましたが、もし本当に整備士になりたいのであれば、一度入社をしてみて、自分に向いていると感じれば継続すれば良いですし、車が嫌いになりそうなら退社をするという選択肢もあるということですね!